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ルソー、ペスタロッチー、フレーベルは、近世教育史上に燦然と輝やく偉大な思想家である。それはそのいずれもが、人間の尊厳と自由と平等を核に、そこを基点として人間教育を探求、あるいは実践した先駆者だからである。
ルソーは、人間についてのあらゆる思索が彼の生涯をかけての命題で、永遠に変らぬ人間回復の理念を揚げて戦った誇り高い市民であった。ペスタロッフチーは、その思想を具現し、愛と正義と真実に生きた人類の教師であった。そしてフレーベルは、その血の出るような実践を深く吟味し、人間教育の原点を幼児教育への道としてキンダーガルテンを創設した。各々が強く主張したのは「まず人間であれ、而してのち職業人たれ」であった。
混迷する二十一世紀の教育の現状を憂うとき、これら先達たちが残した珠玉の言葉に耳を傾け、心を向けることが、今最も問われている課題であり、そこが人間教育の原点を探る本流ではないかと確信する。
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